JOSIP ILICIC ATALANTA CHAMPIONS LEAGUE 10032020Getty Images

イリチッチが敵地で4ゴールの大爆発!CL初出場アタランタがバレンシアを退け8強進出

現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16バレンシアvsアタランタの第2戦が行われた。

第1戦は代替開催地のジュゼッペ・メアッツァで行われ、4-1で決着。2戦目は新型コロナウイルスの影響により、無人のメスタージャが舞台となった。

初戦を3点差で勝利したアタランタが大きなアドバンテージを持って敵地に乗り込んだが、いきなりスコアが動くことに。開始2分、バレンシアDFムクタル・ディアカビがエリア内でヨシップ・イリチッチにファールをしたとして、アタランタにPKが与えられる。ヨシップ・イリチッチがこのチャンスにきっちりPKを沈め、開始3分でアタランタが0-1で先行。これで2戦合計1-5となる。

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これで4点が必要となったバレンシア。スタンドにファンはいないものの、観衆が入った時の音声が場内で再生されるという特殊な雰囲気の中、ここから徐々にアタランタゴールを脅かす。迎えた21分、バレンシアはゴール前にスルーパスを入れようとするが、アタランタDFホセ・パロミノが滑り込みながらブロック。そのこぼれ球をケビン・ガメイロがかっさらい、ゴールへと流し込んで1-1となった。

1点を返したバレンシアだったが、41分にイリチッチとマッチアップしたディアカビの手にボールが当たったとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の裁定が入る。この結果、アタランタにPKが与えられ、ディアカビは前半のみで2本のPKを献上するという形に。2本目のPKもイリチッチが冷静に決め1-2、2戦合計2-6となって前半を折り返した。

後半に入り、後のないバレンシアはDFディアカビを下げてMFゴンサロ・ゲデスを投入し、攻撃の枚数を増やして攻勢をかけようとする。

フェラン・トーレスが51分には右サイドからクロスを放ち、ガメイロがヘディングシュートを決めて2-2に。バレンシアは67分、スルーパスに反応して裏を狙ったトーレスが相手GKの位置を見極め、ループシュートを決めて3-2となる。2戦合計4-6となったが、アウェーゴールの効力もあり、バレンシアはあと3点が必要。

70分、アタランタのコロンビア代表FWドゥバン・サパタがゴールエリア右から強烈なグラウンダーのシュートを放つも、バレンシアGKヤスパー・シレッセンが右足で防ぎ、ゴールはならず。

すると72分、アタランタはロングカウンターの場面でイリチッチが右サイド裏を狙うサパタにボールを預ける。サパタはクロスを放つが、DFのディフレクトがイリチッチへのリターンに。イリチッチはキックフェイントを交えながら切れ込み、左足でゴール右へと決めて3-3となった。イリチッチはこれでトリプレッタとなった。

だがイリチッチのゴールショーはこれで終わらず、82分にはサパタ、レモ・フロイデルとつなぎ、ゴールエリア右でフリーになっていたイリチッチへラストパス。イリチッチは冷静に左足で決め、クアルティナ(4ゴール)達成。

試合は3-4で終了し、アタランタの勝ち上がりが決定。CL初出場のアタランタがバレンシアに2戦合計8-4と圧倒的な攻撃力を見せ、CL準々決勝進出を果たしている。

■試合結果
バレンシア 3-4(2戦合計4-8) アタランタ
【得点者】
バレンシア:ガメイロ(21分、51分)、トーレス(67分)
アタランタ:イリチッチ(3分/PK、43分/PK、71分、82分)

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