ロシア・ワールドカップのヨーロッパ予選、G組で首位を争うスペインとイタリアが激突した。試合はイスコの2ゴール、アルバロ・モラタの1ゴールにより、3-0でスペインが勝利を収めている。
試合後、先発出場を果たして70分までピッチに立ち続けたイタリア代表FWアンドレア・ベロッティが、『RAI Sports』の取材で「虫に刺されていた」と語っている。
「虫に刺されて目が腫れていた」
「この試合では、アウェーであるスペインの戦いでも、結果が求められる状況だった。とても攻撃的な陣容で臨んだだけに、この試合内容は残念だったね」
また、べロッティは「スペインも攻撃的なチームだけど、ボールを持っていない時の動き方は特に素晴らしかった。これはイタリアにとっても学ぶべきスタイルだと思う。現代サッカーでは11人全員で守らなければならないからね」と続け、スペイン代表の組織的なサッカーに賛辞を贈っている。
イタリアはこの敗戦でG組勝ち点16のままで2位。勝ち点を19に伸ばした首位のスペインを勝ち点3差で追っている。スペインとの直接対決は残されていないため、イタリアは自力での首位通過は絶望的だが、この後3試合を取りこぼすことなくW杯行きを決めることができるのか、巻き返しに期待が集まる。
