2017-08-29-Sebastian Giovinco.jpgGetty Images

イタリア代表から遠ざかるジョビンコ…代理人は「不合理だ」と不満を吐露

トロントFCに所属するセバスティアン・ジョビンコはMLSでゴールを決め続けているが、現地時間9月2日と5日にロシアワールドカップ欧州予選を戦うイタリア代表に招集されなかった。これについてジョビンコの代理人が不満を漏らしている。

ジョビンコは、現地時間28日に行われたモントリオール・インパクト戦で2ゴールをマーク。今シーズン22試合で15ゴールを決めており、2位に勝ち点9差をつけて首位を独走するチームの原動力になっている。

MLS参戦から安定して活躍を続けるジョビンコだが、2015年10月以来、イタリア代表に招集されていない。目に見える結果を残していながら招集されない現状を、ジョビンコの代理人であるアンドレア・ダミコ氏は「不合理だ」と話す。

ダミコ氏はさらに、今シーズンまだクラブで出場していないローマのロレンツォ・ペッレグリーニやユヴェントスのフェデリコ・ベルナルデスキが選出されていて、シーズンを通して活躍し続けるジョヴィンコを呼ばないことに不満を持っているようだ。

「彼の性格とスキルをもってしても呼ばれないんだ。非常に残念だね。ジョビンコはどんな形からでも得点できる。彼はMLSの絶対的スターだ」

「チームでベンチに座っている選手がなぜ呼ばれているのか理解できないが、残念ながら最近の話はいつも同じだ」

さらにダミコ氏は続ける。

「状況は良くなっているのは事実だが、彼には目新しさがないということなのだろう。しかし、彼はこの2年半で60ゴールを記録している」

そのイタリア代表と現地時間9月2日にロシアワールドカップ欧州予選で対戦するスペイン代表は、MLSで現在19ゴールを挙げて得点ランクトップに立つFWダビド・ビジャを3年ぶりに招集。スペイン代表のフレン・ロペテギ監督は「誰に対してもドアを閉ざしていないと我々は常に言ってきた」とビジャ招集に対して言及した。

一方でイタリア代表のジャンピエロ・ベントゥーラ監督は過去に「MLSは主要リーグではない」とジョビンコ招集に否定的な考えを示しており、今後も考えが変わらない限り招集される見込みは低そうだ。

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