ユヴェントスFWゴンサロ・イグアインが、古巣との一戦でナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長への恨み節を口にした。
イグアインは今季開幕前にナポリからユヴェントスに移籍。ナポリのエースのイタリア王者への移籍はファンの反感を買うものとなったが、一方で9000万ユーロ(約102億円)の移籍金によりクラブには莫大な収益がもたらされた。
ユヴェントスとナポリは、今季のコッパ・イタリア準決勝で激突している。5日に行われたセカンドレグではナポリが3-2で勝利を収めるも、ファーストレグを3-1で制していたユヴェントスが合計スコア5-4により決勝に進出した。
セカンドレグでユヴェントスの全得点を叩き出し、ナポリの夢を潰えさせたのはイグアインだった。そのイグアインは先制ゴールを記録した直後、ナポリのデ・ラウレンティス会長がいる観客席に向かって何かを叫んでいた。
イタリアメディアのカメラが捉えたところ、イグアインはデ・ラウレンティス会長に「お前のせいだからな!」と叫んでいたようだ。移籍はクラブの決断によるものでもあったと、アルゼンチン代表FWはピッチ上で主張したのである。
イグアインの活躍でナポリを下したユヴェントスは、6月2日の決勝でラツィオと対戦する。




