アーセナル記録に並んだ18歳マルティネッリ、欧州5大リーグの10代選手で最多得点をマーク

アーセナルFWガブリエル・マルティネッリが、クラブ記録に並んでいる。

30日に行われたリーグ・カップ4回戦で、リヴァプールと対戦したアーセナル。敵地アンフィールドでの一戦は6分でオウンゴールを許す苦しい展開となるも、前半の内に逆転に成功する。その後点を奪いあい、90分で5-5に。PK戦にもつれ込むと、4-5で敗れて惜しくも敗退となった。

この試合で先発し、26分、36分と立て続けにゴールを奪ったマルティネッリ。今夏加入した18歳は、これで公式戦の得点数を「7」に伸ばした。先発出場した4試合ではすべてでゴールを奪っており、加入から最初の4試合すべてで得点を奪うのは、イアン・ライト氏以来クラブ史上2人目の快挙となった。

なおマルティネッリは、56分に1ゴールを奪っている計算に。また欧州5大リーグの10代選手の中では、最多得点をマークしている。

自身の持つクラブ記録に並んだ18歳について、ライト氏は『Twitter』で反応。『Goal』のアーセナル番記者チャールズ・ワッツがこの記録を伝える投稿を行うと、「俺にメンションしてくれよ」と返答。さらにそのツイートを引用し、「心から誇りに思う」というGIF画像を投稿している。

クラブ史上歴代2位となる185ゴールを奪ったレジェンドの記録に並んだマルティネッリだが、今季通算7ゴールは、ピエール＝エメリク・オーバメヤン（8）に次ぐクラブ内得点ランク2位となった。

オーバメヤンやアレクサンドル・ラカゼットら世界屈指のアタッカーが在籍しているため出場機会は主にカップ戦となっているが、期待の若手という枠には収まりきらなくなってきたマルティネッリ。18歳のブラジル出身アタッカーは、ライト氏のようなレジェンドになることはできるのだろうか。その成長に注目が集まっている。

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