アーセナル指揮官エメリ、FK2発のペペに賛辞「これで自信を取り戻してくれるはず」

アーセナルはホームでギマラエスに先行を許す厳しい展開だが、ぺぺのFK2本で逆転勝利。試合後、エメリ監督が選手たちを労った。

24日に行われたUEFAヨーロッパリーグ（EL）のグループリーグ第3節、アーセナルvsヴィトーリア・ギマラエスは3－2で決着した。

この試合でアーセナルはギマラエスに先行を許す苦しい状況に。1－2で迎えた80分にニコラス・ぺぺが直接FKを叩き込んで2－2の同点に追いつくと、後半アディショナルタイムには再度ぺぺがFKを決め、3－2で土壇場での逆転勝利を飾った。

試合後、ウナイ・エメリ監督は『BTスポーツ』を通して勝利の喜びを語っている。

「この大会では首位をキープして勝ち上がることを意識していた。試合によって布陣を変えながら、選手たちに経験を積ませたいと思っていたが、今夜の試合はみんな素晴らしいメンタルで戦ってくれた」

「このような厳しい展開でも諦めずに戦うことが一部の選手には必要だと思う。我々が理想とする、思い通りの試合運びではなかったかもしれないが、粘り強く戦ってひっくり返すことに成功した」

また、この試合ではぺぺが直接FK2本で逆転勝利の立役者となった。今季リールから加入も、リーグ戦1ゴールにとどまっていたことからファンから批判の的となっていたが、指揮官はぺぺについて「彼にとっても素晴らしい夜になった。きっとこの試合で自信を取り戻してくれるだろう」と、賛辞の言葉を口にしている。

アーセナルは第4節、11月6日に敵地でのギマラエス戦に挑む。この試合で引き分け以上なら、アーセナルは2試合を残して勝ち上がりとなるが、32強進出を決めることができるのだろうか。