■プレミア第6節 アーセナル 2-0 WBA
アーセナル:ラカゼット(20分、67分PK)現地時間25日、イングランド・プレミアリーグ第6節が行われ、アーセナルはホームにウェスト・ブロムウィッチを迎え、2-0で完封勝ちを収めた。
前節、敵地でチェルシー相手にインテンシティの高い試合を披露し、勝ち点1を手にしているアーセナル。アレクシス・サンチェスとメスト・エジルが先発しなかった中である程度の手応えを掴んだ試合だったが、この試合ではサンチェスが先発に復帰している。
立ち上がり、守護神ペトル・チェフのファインセーブがなければあわや失点という場面を作られたアーセナルだったが、ピンチをしのぐと試合のペースを握る。迎えた20分、モハメド・エルネニーが倒されて得たFK。ゴール正面やや右、約20メートルの距離からのFKをサンチェスが直接狙うと、これがクロスバーを直撃し、こぼれ球をアレクサンドル・ラカゼットが押し込んでアーセナルが先制する。
先制したアーセナルは前節ほど球際の強さを感じさせないものの、要所で地力の違いを発揮し、WBAにチャンスを与えない。5バックを敷くWBAは立ち上がりの決定機以外、なかなかチャンスを作れないままハーフタイムを迎えた。
後半、WBAが先に動く。64分にジェームズ・モリソンとサロモン・ロンドンを投入し反撃を試みるが、66分に試合を決定付けるアクシデント。ドリブルでエリア内に侵入したアーロン・ラムジーをアラン・ニョムが倒してしまいPKが与えられる。これをラカゼットがゴール右隅へと沈め、攻勢のアーセナルが大きな追加点を挙げた。
こうなると苦しいWBA。アーセナルは無理をして攻めることはせず、ボールポゼッションを高めながら、WBAに反撃の機会を与えない。この試合はWBAで主将を務めるガレス・バリーにとって、ライアン・ギグス氏が持っていたプレミアリーグ最多出場記録を更新する記念すべき試合であったが、チームとしての見せ場は前半1回の決定機のみ。後半はほとんどシュートチャンスを作らせて貰えず、オリヴィエ・ジルー、エジルを終盤に投入したアーセナルが磐石の試合運びで逃げ切った。
▶プレミアリーグを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。



