アーセナルとボルシア・ドルトムントが、ドイツでピエール=エメリク・オーバメヤンの移籍に関する交渉を開始したようだ。『Goal』の取材で明らかとなった。
ドルトムントに対し、20日に5000万ユーロ(約68億円)の正式なオファーを提示したと伝えられるアーセナル。先日アーセン・ヴェンゲル監督は否定していたが、獲得に動いているのは事実のようだ。
『Goal』の取材では、アーセナルのイバン・ガジディスCEO、契約交渉のエキスパートのフース・ファーミー氏、さらにドルトムントから加入したチーフスカウトのスヴェン・ミスリンタート氏が、ドイツでオーバメヤン獲得交渉に臨んだことがわかっている。しかし、ミスリンタート氏は地元メディアに対し、交渉はまとまらなかったことを明かしたようだ。
今冬、アレクシス・サンチェスをマンチェスター・ユナイテッドに放出し、代わりにヘンリク・ムヒタリアンを獲得することが決定的となっているアーセナル。ヴェンゲル監督は、ドルトムント時代にチームメイトだったオーバメヤンとのコンビ再結成を熱望しているという。
しかし、選手サイドとは合意に取り付けたと言われるアーセナルだが、ドルトムントは移籍金+オリヴィエ・ジルーの譲渡を要求しているとも伝えられており、交渉は長期化する可能性があるようだ。
規律違反の末、懲戒処分を科されるなどクラブとの間に問題を抱えるオーバメヤン。1月の移籍市場でイングランドに活躍の場を移すのだろうか。




