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プレミアリーグ

アーセナルはいまだ模索中……ヴェンゲルに伝えたい新たな選手獲得の必要性

19:40 JST 2017/08/22
Wenger Lacazette Jese Berahino Stoke Arsenal
ストーク相手に敗れたアーセナルに今必要なのは、新たな選手を獲得しヴェンゲルがベストな布陣を組むことだ。

「昨シーズン終盤の我々は非常に良かった。少し修正をすれば、もっとよくなることは間違いないだろう」

今シーズンのプレミアリーグ開幕戦、レスターとの試合後のインタビューでアーセン・ヴェンゲルはそう語った。

試合自体は4-3で逆転勝利を飾ったが、いま一歩足りない攻撃、ディフェンスの脆さなどは随所に見られた。これはアーセナルサポーターたちが数年に渡り“慣れ親しんできた”感覚だ。

その試合から数日後に行われたストーク戦も、まさに同じような感覚に陥る試合であった。試合は終始アーセナルが支配していたが、守備的なミスを突かれて失点。アーセナルはついに、自分たちのチャンスをものにすることができなかった。

ダニー・ウェルベックはゴール前での決定機を幾度か無駄にし、そうしている間にストークのヘセ・ロドリゲスが後半開始早々、丁寧なシュートで先制した。アーセナルも72分にアレクサンドル・ラカゼットがゴールネットを揺らしたが、判定はオフサイド。結果、ストークが1-0で勝利しアーセナルは敗れた。

しかし選手の出来自体は決して悲観するものではなかった。エクトル・ベジェリンを左ウィングバックに起用したヴェンゲルの采配には疑問が残るものの、彼の器用さと最高のコンビネーションプレーは前半数多くのチャンスを作り出していた。右サイドに起用されたアレックス・オクスレイド・チェンバレンもいいプレーをしていただろう。だがヴェンゲルは、ナチョ・モンレアルの横でプレーするのはロブ・ホールディングがいいのかペア・メルテザッカーがいいのか、ベストな布陣をまだ計りかねているようであった。そればかりかウィングバックについては、誰がいいのかプレシーズンの間に答えが出ていなかったことが見て取れた。

今夏のラカゼットとセアド・コラシナツの獲得はチームにプラスをもたらしているであろうが、トップクオリティの選手の補強が彼らにはまだ必要だと感じずにはいられなかった。

しかも、そんな不安を煽るようなコメントをヴェンゲルはストーク戦後に残している。

「我々は33人の選手を抱えていて、それは多すぎるよ。今の所は新しい選手を補強することは考えていないね」

これはまさにアーセナルが今夏の選手の獲得を終えたと言っているようなものだ。タイトル争いをするチームを見たいアーセナルファンたちの怒りを買う発言でもある。

確かに、新たな選手獲得よりも、今いる選手を最大限活かすこと……例えばアレクシス・サンチェスの復帰がチームに大きな活力を与えられることは認めよう。アレクシスは今週末のリヴァプールとのアウェー戦に向けて完全復活が見込まれており、チームをけん引するハードワークとチャンスを生み出す能力は、アーセナルの攻撃陣にとって特にアウェーの試合では不可欠な存在となるはずだ。

しかしレスターの脆いディフェンスからは難なく4つのゴールを奪うことができたが、クルト・ズマやライアン・ショークロスを中心にした鉄壁のストークのディフェンス相手では、話は全く別のものとなった。もしアーセナルが昨シーズンのように5位でシーズンを終えたくないのであれば、アレクシスの復帰は別として、新しい選手の獲得は必須事項である。

ヴェンゲルは今月末の移籍市場クローズまでに、トーマス・レマルに対して最後のアプローチをかけるとも言われているが、それも「33人は多すぎる」と発言した今となっては希望は薄い。とにかくアーセナルは、あと数日でファンを失望させないための策を立てることが必要だ。

文=クリス・ホイットリー/Chris Wheatley

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