チェルシーへの移籍が決まったフランス代表FWオリヴィエ・ジルーについて、ティエリ・アンリ氏が自身の経験から、ジルーの決断に理解を示しているようだ。イギリスメディア『Sky Sports』が伝えている。
冬のマーケットでピエール=エメリク・オーバメヤンを獲得したアーセナルだが、この移籍で発生した玉突き移籍によって、ジルーをチェルシーへ1800万ポンド(約28億円)で放出することになった。
ジルーと同じくかつてフランス代表として活躍し、アーセナルで8年間を過ごした後にバルセロナへ移籍したアンリ氏は「彼はワールドカップのために試合に出たかった。そんなときにチェルシーから声がかかったんだ。現時点でどちらのチームが優れているかは明確だし、彼にとって移籍するにはベストのタイミングだったと思う」
続けてアンリ氏は「彼はアーセナルでベストを尽くしてくれた。怒りやフラストレーションはまったくないよ。彼の新天地での活躍を祈っている」とジルーのアーセナルでの功績を称えつつ、アーセナルについては「重要なオプションを失った」と指摘した。




