ベティスは、アントニーの獲得を発表した。
2020年夏に加入したアヤックスで大きなインパクトを残したアントニーは、恩師エリック・テン・ハーグ監督とともに2022年夏にマンチェスター・Uに移籍。しかし、8130万ポンド(約162億円)とされる高額な移籍金に見合う活躍を残すことができず、さらに昨年11月に就任したルベン・アモリム監督の構想外となるなど苦しい時間が続いた。
それでも、アントニーは昨冬にベティスに半年間の期限付き移籍を果たすと復活。公式戦26試合9得点5アシストと、うっ憤を晴らすパフォーマンスを披露してカンファレンスリーグ決勝進出などに貢献した。
期限付き移籍満了に伴ってアントニーは今夏にマンチェスター・Uに復帰。しかし、状況に大きな変化はなく今夏の退団が濃厚とされていた。同選手の再獲得を望むベティスは交渉を進めてきたが、なかなかクラブ間合意には至らない状況が続いていた。
それでも、移籍市場最終日を前に交渉は進展し、1日にベティスはアントニーの獲得を発表。両者は2030年夏までの5年契約を締結した。イギリス『BBC』によると、移籍金は2165万ポンド(約43億円)に上るようだ。
なお、アントニーは昨シーズンに引き続き、ベティスで7番を着用することも発表されている。




