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アンチェロッティ、チェルシー戦2発のロドリゴは…「いつもより良くなかった。しかしプレーの効果性は抜群だ」

レアル・マドリーは19日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦に2-0で勝利し、2戦合計4-0で準決勝進出を決めた。カルロ・アンチェロッティ監督は、3シーズン連続のベスト4進出に大きな喜びと興奮を覚えているようだ。スペイン『アス』が試合後会見のコメントを伝えた。

「また準決勝でプレーできるなんてとてもうれしいし、決勝まで進むことを目標としたい。今日は予想していた通りに厳しかった。相手が全力でぶつかってきたからね」

「チェルシーが素晴らしかった前半はクルトワのおかげで0-0を保てた。私たちは後半から完璧なプレーを見せたが、それはチェルシーがインテンシティーを落としたからでもあった」

「ドレッシングルームの様子? チームの調子は良い。また準決勝に到達できたなんて素晴らしいことだし、15回目のCL優勝に近づいているなんて……想像してみてくれよ。本当にうれしいことだし、誇らしいね」

その一方で、この試合の鍵を握った場面には、前半終了間際にGKティボ・クルトワが見せたセーブを挙げている。

「あの前半終わりのセーブが鍵だった。あそこで流れが一変したんだよ。0-0で前半を終えたことは重要だった。チェルシーが前半のインテンシティーを後半も保てるとは思えなかったし、私たちは我慢をして、その後に勝利をつかんだんだ」

この試合の全得点を決めたFWロドリゴについては、次のように語った。

「彼に何か言ったか? 私たちが守備面で少し調整しなければならないと言った。チームは苦しんでいたからね。ロドリゴはいつもより良くなかったが、しかしそのプレーの効果性は抜群だ。今日はゴールを決めて違いを生み出してくれた。このクラブは凄まじいエネルギーとクオリティーを持った若手たちに恵まれているんだ」

前半のチェルシーは、マドリーの左サイドを攻略してチャンスをつくり出した。

「私たちはカンテのポジションに苦しんだ。というのもカマヴィンガはリース・ジェイムズをマークしなければならず、そのためにカンテがフリーになってしまっていた。だからバルベルデにそこを閉じなければいけないと言ったんだ。前半、モドリッチはエンソ・フェルナンデスにつかなければいけなかったからね」

「マドリーの強み? 私たちは守備で団結したときに違いを生み出せる。コレクティブなプレーのために団結できたとき、違いをつくり出せるんだよ。アンフィールドで、最初の10分間で2失点を奪われた後、私たちはいくつかの部分で修正を施したんだ」

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