カルロ・アンチェロッティ氏がバイエルン・ミュンヘン監督を解任されたのは、コーチングスタッフに原因があったからのようだ。ウリ・ヘーネス会長が、問題を抱えていたことを明かしている。
昨季就任初年度で、ブンデスリーガ優勝を成し遂げたアンチェロッティ氏。しかし迎えた今シーズン、9月に行われたチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦に0-3と完敗を喫すると、翌日に指揮官を解任された。
衝撃的な解任劇だったが、問題となったのはアンチェロッティ氏自身ではなく、そのスタッフだったようだ。ヘーネス会長は、58歳のイタリア人指揮官の息子でアシスタントコーチを務めていたダヴィデ氏らを批判している。
「アンチェロッティのアシスタントとは全く合わなかったね。カルロ自身とは全く問題はなかった。しかし、毎日のようにフィジカルコーチやドクターと揉めていたら、チームはうまく回らない」
「例えば、ベンチのどこに座るかなどだね。試合よりも重大なことになっていた。こんなことは、サッカーチームには全く必要のないことだ」


