30日に来日した元スペイン代表MFシャビ・アロンソが、囲み取材に応じて古巣レアル・マドリーについて言及した。
アロンソは『アディダスフットボール』のイベントに伴い来日。森保一監督とのスペシャル対談や高校生との特別クリニックを終えた後に取材に応じてくれた。
レアル・マドリーは今シーズン、不振に喘ぎ、リーガでは4位と優勝争いからはすでに離脱している。さらに、コパ・デル・レイでも格下レガネスの前に敗退。ジネディーヌ・ジダン監督の解任もうわさされる。
しかし、アロンソはジダン監督の手腕に疑いの余地がないことを強調した。
「短い期間でこんなにたくさんの結果を出してきたのだから、監督としては問題ないと思います。今チームが不調だからといって監督の質を疑うのは、信頼できないと思います」
質問した際には「そんなはずないだろう」とでもいった様子で、笑みを含めながら喋り始めたアロンソ。それでも、レアルにとって今後の戦いがカギとなることは間違いなく、特に2月に控えるパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の戦いはジダン監督にとっても大一番となるだろう。