アルビレックス新潟が19日、呂比須ワグナー監督の退任を発表した。同時に神田勝夫強化部長の退任も明らかにしている。
新潟は18日の明治安田生命J1リーグ第32節ヴァンフォーレ甲府戦に勝利し、連勝を飾ったものの、2試合を残してJ2降格が決定。2004年昇格以降初の降格となり、呂比須ワグナー監督は辞意を表明していた。今回の発表に際して、呂比須ワグナー監督は以下のようにコメントしている。
「私に特別な力を与えてくださったコーチングスタッフやチームスタッフ、選手にも感謝をしています。特に私とともに新潟に来て、力を尽くしてくれたサンドロコーチには感謝の気持ちでいっぱいです」
「大変な時期をともに過ごしてきました。現在より良いものを出そう、向上させようと努力をしてきました。しかし、いい結果を残すことができなかったことは改めて残念であり、申し訳なく思います。この経験を自分の人生に活かしていきたいと思いますし、新潟の皆さんにはクラブの成長につなげてくださればと願ってやみません」
最後には、「アルビレックス新潟の今後の活躍を心から期待しています」と復活を願った。
なお、後任は未定となっており、明らかにされていない。呂比須ワグナー監督は就任以降、リーグ戦で4勝5分12敗という成績を収めていた。
