現地時間5日、ロシア・ワールドカップの南米予選第16節が行われた。
前節、ウルグアイと引き分けて予選敗退の危機が近づいているアルゼンチンはホームで最下位ベネズエラと激突した。しかし、後半立ち上がりにベネズエラに先制され、その直後にマウロ・イカルディが1点を返して1－1とするものの、逆転することができずそのまま試合終了。
5月にホルヘ・サンパオリ体制となったアルゼンチンはW杯予選で2試合続けてドローで勝ち点24の5位となっており、本大会ストレートインの4位以上が危うい状況となっている。
その一方でペルーがアウェーでエクアドルを2－1で下したため、ペルーが勝ち点を24として4位に浮上している（得失点差でアルゼンチンより上）。
同じく上位を狙うチリはアウェーでボリビアに0－1で敗れたため、勝ち点23で6位となり、こちらも本大会出場に向けて後がない状況となっている。これで南米予選は2位から6位までの5チームが勝ち点4差の中にひしめく大混戦に。
南米予選は残り2試合となっており、10月5日、10日に行われる2連戦でロシア行きの切符を懸けて戦う。
■9月5日南米予選第16節の結果
ボリビア 1－0 チリ
コロンビア 1－1 ブラジル
エクアドル 1－2 ペルー
アルゼンチン 1－1 ベネズエラ
パラグアイ 1－2 ウルグアイ
■南米予選の順位（9月6日現在/4位までが本大会出場：5位は大陸間プレーオフへ）
1：ブラジル（37）
2：ウルグアイ（27）
3：コロンビア（26）
4：ペルー（24）
5：アルゼンチン（24）
6：チリ（23）
7：パラグアイ（21）
8：エクアドル（20）
9：ボリビア（13）
10：ベネズエラ（8）