28日のリーガエスパニョーラ第21節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのアラベス戦で2−1の逆転勝利を果たした。この試合でフル出場を果たし、1アシストを記録したMFアンドレス・イニエスタは、最後まであきらめなかったことが、逆転につながったとの見解を示している。
アラベスの堅守を前に攻めあぐね、23分にFWジョン・グイデッティの先制点を許したバルセロナ。しかし72分にイニエスタのクロスからFWルイス・スアレスが同点弾を決めると、84分にFWリオネル・メッシが直接FKを決めて逆転勝利を果たしている。
アシストだけでなく、試合を通じて好プレーを連発していたイニエスタは、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで次のように語った。
「試合の成り行きから考えて、困難を極めた勝利の一つだった。フットボールではこういったことがあるんだよ。プレーが洗練されていなければ苦労を強いられる。でも、本当に重要な勝ち点3を手にすることができた」
「フットボールは数学じゃない。ときには運に恵まれ、ときにはそうではない。だけど、決してあきらめてはならないんだ。スコアをひっくり返すことは簡単ではないけど、僕たちはやってのけた。1−1としたプレーは、試み続けた末の結果なんだよ。僕たちは満足している」
