エールディヴィジのアヤックスは、ドルトムントの指揮官となったピーター・ボス監督の後任として、マルセル・カイザー監督の就任を発表している。
16-17シーズン、アヤックスのリザーブチームであるヨング・アヤックスを率いたカイザー監督は、チームをオランダ2部で2位に導いていた。ファーストチームはヨーロッパリーグで決勝進出を果たしていたが、ボス監督はその手腕を評価され、ドルトムントの指揮官に就任。その空いたポストには48歳のオランダ人指揮官が就くことになった。
アヤックスと2年契約を結んだカイザー監督は、クラブ公式ウェブサイトで「我々の会談は非常に良いものであり、クラブから信頼されていることが分かった。ヨング・アヤックスを率いて2部で素晴らしいシーズンを送ったが、フットボールの世界ではすぐに変化が訪れる。でもこれは非常に素晴らしいチャンスだ」と内部昇格を決めた喜びを語った。
往年の名GKであり、クラブCEOのエドウィン・ファン・デル・サール氏も「カイザーは選手と組織、それにクラブの哲学も理解している。それに彼はアカデミーでその手腕を証明した」と同指揮官への信頼を口にしている。
