アヤックスが首位浮上…チェルシーとバレンシアが熾烈な2位争いのまま三つ巴で最終節へ

チャンピオンズリーグ・グループHでは、バレンシア、チェルシー、アヤックスが2勝1分けと並んだ状態で第5節が行われた。

ともに単独首位を狙うチェルシーは、アウェーでバレンシアと対戦。先手を取ったのはバレンシア。40分、ロドリゴのクロスにカルロス・ソレールがボレーで合わせると、GKケパ・アリサバラガは触りながらも弾ききれず。

しかし、チェルシーがあっという間に追いつく。失点からわずか1分後、マテオ・コヴァチッチがグラウンダーのミドルシュートをゴール左に突き刺す。さらに後半開始直後には、FKから最後はクリスチャン・プリシッチが押し込んでチェルシーが逆転に成功する。

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64分にはバレンシアにPKのチャンスが訪れるも、ダニ・パレホのキックはケパがファインセーブでしのぐ。それでも82分、右サイドからダニエル・ヴァスのクロス性のボールがポストに当たってそのままゴールへ吸い込まれ、バレンシアが追いつき、2-2で試合は終了した。

一方、アヤックスはすでに敗退の決まっているリールと対戦。開始2分でアヤックスが先制。ドゥサン・タディッチの落としをハキム・ツィエクが左足で流し込む。その後、リールは多くのチャンスを作り出しながらも、フィニッシュの精度を欠いて決められず。

すると、後半の59分にツィエクのクロスにクインシー・プロメスが合わせ、大きな追加点を奪う。試合はその後アヤックスペースに。VARでゴールが認められないシーンもあったが、チャンスを作りながら2-0のまま終えた。この結果、アヤックスが勝ち点10でグループHの首位に浮上している。