21日のチャンピオンズリーグ・グループH第5節、レアル・マドリーはアウェーでのアポエル戦に6-0で大勝し、2位での決勝トーナメント進出を決めた。FWカリム・ベンゼマは試合後、2得点を決めたことへの喜びを語っている。
今季ここまで、リーガエスパニョーラで1得点を決めるのみと不調が囁かれていたベンゼマだが、この試合では2得点を記録。試合後、スペイン『Beinスポーツ』とのインタビューに応じた同選手は、自身がゴールを決めるだけのストライカーではないと強調しながら、それでも得点を喜ばしく感じているようだ。
「ゴールへの不安はいつだって抱えている。僕はストライカーだからね。ゴールはとても重要だ。ただ僕はそれだけではなく、ゴール以外のことだってできる」
「もちろん、多くのゴールを決めることを望んでいるよ。だけどパスや動き出しによってチームを助けられるなら、そうしていく。今日は2ゴールを決められたけど、僕とチームにとって良いことだと思っている」
ベンゼマは1ゴール目を決めた直後、ベンチに駆け寄ってジネディーヌ・ジダン監督とタッチを交わし、さらにFWボルハ・マジョラルと抱き合った。
「僕はマジョラルの模範でなくてはならない。彼のことは好ましく思っている。僕に注目し、学ぼうとしている彼のような若手を歓迎しているよ」
ベンゼマは一方で、自身やレアル・マドリーに向けた批判について「それは僕の人生の一部だけど、ゴールとアシストによって変えていきたい。そうできるはずだよ。6ゴールを決め、失点をしなかったことは自信につながる」とコメント。自身の将来については「僕はレアル・マドリーでとても幸せだ」と話している。




