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アトレティコ、51日ぶりにワンダで勝利を取り戻す!途中交代のモラタ弾でレヴァークーゼン撃破

22日のチャンピオンズリーグ・グループD第3節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのレヴァークーゼン戦を1-0で制した。

アトレティコにとっては、正念場となる試合。何しろ、9月1日のエイバル戦を劇的な形で制して以降、ユヴェントス戦(2-2)、セルタ戦(0-0)、レアル・マドリー戦(0-0)、バレンシア戦(1-1)と、じつに51日間にわたってワンダで勝利から見放される異常事態に陥っているのだ。

特にリーガ・エスパニョーラではここまでの9試合で8得点と得点力不足が顕著に表れているが、シメオネ監督はジョアン・フェリックス、サビッチ、ヴルサリコを欠くこの試合ではモラタをベンチに置いてアンヘル・コレアを先発として起用した。スタメンはGKオブラク、DFトリッピアー、フェリペ、ヒメネス、エルモーソ、MFエレーラ、トーマス、サウール、コケ、FWジエゴ・コスタ、そしてA・コレアで、コケをトップ下とする4-3-1-2のシステムを採用している。

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アトレティコはレヴァークーゼンの強靭なプレッシングも手伝って、ここまで試みてきたポジショナルな攻撃を控え、より直接的にゴールを狙った。が、相変わらず決定機を生むまでには至らず、歯がゆい展開を強いられた。かてて加えて、15分にはヒメネスが負傷。シメオネ監督は代わりにエルモーソをピッチに立たせている。

時間が経つに連れてアトレティコのインテンシティーは落ち、レヴァークーゼンの攻撃を自陣で受け止める状況が続く。シメオネ監督はプレーが途切れる度にコケやサウールを呼び出して改善を図るもほぼ効果はなく、前半の惜しい場面はロディ、トーマスが放ったミドルだけにとどまった。ただし、結果が出ていない状況でパフォーマンスがまた悪ければ、普通のスタジアムであれば自チームにブーイングが飛びそうなところだが、観客は「オレ! オレ! オレ! チョロ・シメオネ!」を叫ぶなど、常識を逸した信仰心を見せつけている。

後半も試合の様相は一向に変化せず。シメオネ監督は62分に交代カードを切り、A・コレアをレマルに代える。そして70分にはコケも下げて、モラタもピッチに立たせた。観客はシメオネ監督への称賛とは異なり、精彩を欠いていたA・コレアとコケには少しばかりのブーイングを浴びせ、応援団席はチームの象徴コケを擁護するべく彼のチャントを歌っている。

そして78分、ついに抑圧されたスタジアムの雰囲気が解放のときを迎える。アトレティコがワンプレーからゴールを奪った。左サイドでボールを受けたロディが精度の高いクロスボールを上げると、ニアポストのモラタがヘディングシュートでネットを揺らした。チームの面々はベンチへと駆け寄り、シメオネ監督らと抱擁をかわしている。

リードを得たアトレティコは終盤、レヴァークーゼンの反撃を持ち前の堅守、さらには「バモス・アトレティ・バモス! バモス・アトレティ・アレ!」を何度も何度も力強く叫ぶ観客の力でもって防ぎ切り、じつに51日ぶりに要塞ワンダを要塞たらしめた。第3節までの成績を2勝1分けとしたアトレティコは、同日にロコモティフ・モスクワ戦に臨むユヴェントスを勝ち点3差で上回り暫定首位に立ち、レヴァークーゼンは勝ち点0で最下位に位置している。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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