4日のリーガエスパニョーラ第22節、バレンシアは敵地ワンダ・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦を0−1で落とした。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、敗因の一つとしてチームの攻撃面が物足りなかったことを挙げている。
「手堅く、とても戦術的で、チャンスがほぼない試合だった。その後にアンヘル・コレアがゴラッソを決め、勝負がついてしまったね。私たちは攻撃面で、わずかなものしか生み出せなかった。アトレティコが良い守備を見せていたし、加えて1対1の局面を攻略する力がなかったからだ。私たちのサイドの選手たちは、現状問題を抱えている」
バレンシアはこれで公式戦5連敗。シーズン前半戦の勢いとは正反対に、一気に勝利から見放された。
以下に続く
「各敗戦が異なるものであり、最も厳しかったのは多くのミスを犯したラス・パルマス戦だった。このアトレティコ戦は、互角の勝負でありながら彼らの方が優れていた。コパはバルセロナ相手の敗戦で、いくつかのチームは倒すのが難しい。私たちは多くの試合をこなさねばならない本当に難しい1カ月を過ごしており、フレッシュではなくなっている」
マルセリーノ監督はまた、ミッドウィークに開催されるコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、バルセロナ戦にも言及。バレンシアはファーストレグを0−1で落としている。
「あるだけの気力でもって、その試合に立ち向かう。彼らは打ち破るのが難しいチームだ。まだ90分が残されているし、全力で臨ませてもらうよ」