アトレティコ・マドリーの主将MFガビが、バルセロナへの移籍が噂されるチームメートのFWアントワーヌ・グリエズマンについて言及した。
今夏でのバルセロナ加入が内定していると報じられるグリエズマン。先には、妻がバルセロナで家探しをしていたとの報道もなされ、アトレティコファンの心中は穏やかではない。
ガビは11日のリーガエスパニョーラ第28節セルタ戦（3−0）後に会見に出席し、この一連の報道について言及。もしグリエズマンが移籍するとしても、決断を「尊重する」とした。
「アントワーヌは全員にとって特別な存在であり、ロッカールームでとても愛されている。このチームでも極上のレベルにあり、だからこそ違いを生み出せる。今季序盤には、バルセロナやほかのクラブからの興味が話され、彼を混乱させてしまったのかもしれない。僕から彼に頼んだのは、このチームにいる限りは全力を尽くしてほしいということだった」
「グリエズマンに対しては、ここにいる限りはこのユニフォームにふさわしい振る舞いを求めていく。すべての選手が心底アトレティを愛しているわけじゃないこと、クラブを変えられることだって理解しているさ。だから、批判したり十字架にはりつけたりするべきではないんだ」
ガビのこの発言は、グリエズマンの今季限りでのアトレティコ退団を予感させるものとして、スペインで話題になっている。