アトレティコ・マドリーがビジャレアルMFロドリの獲得を決めたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
チアゴ・メンデス氏が現役を引退し、MFガビがキャリアの終盤に差し掛かり、MFアウグスト・フェルナンデスがフィジカルに問題を抱える状況で、ボランチの選手を求め続けてきたアトレティコだが、自クラブの下部組織出身ロドリを引き戻すことを決断したようだ。
ロドリはアトレティコの下部組織出身ながら、低身長などを理由として出場機会に恵まれなかったことからビジャレアルへと移籍。現在は190センチまで身長が伸び、スペイン代表でバルセロナMFセルジ・ブスケッツの後継者になり得るとも称される活躍を披露している。ボール奪取、配球能力に優れた選手だ。
アトレティコはロドリを取り戻すべくビジャレアルとの交渉を開始し、移籍金2000万ユーロ+インセンティブ500万ユーロで合意にこぎ着けた模様。ロドリは先にビジャレアルとの契約を2022年まで延長したが、2500万ユーロは新たな契約解除金とほぼ同額であるという。
アトレティコは来夏にチームに加える予定のロドリと、2023年まで契約を結ぶ見込み。なお同選手に対しては、バルセロナも興味を示していたようだ。


