■コパ5回戦第2戦 アトレティコ 3-0 ジェイダ
アトレティコ:カラスコ(57分)、ガメイロ(73分)、ビトロ(80分)
9日にコパ・デル・レイ5回戦第2戦が行われ、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでジェイダと対戦した。
第1戦でジェイダに4-0と勝利したアトレティコ。シメオネ監督はリーガエスパニョーラ次節(第19節)エイバル戦を出場停止で欠場するサビッチとジエゴ・コスタ、カンテラーノのセルジ、ホームデビュー戦を控えていたビトロを先発で起用する。
アトレティコは15分に最初の決定機を得る。ガビの蹴ったCKに、ニアサイドでL・エルナンデスがヘディングを合わせる。GKディエゴ・リバスが見送ったボールはしかし、ポストに嫌われた。
アトレティコは攻め続ける。25分、中盤でボールを奪ったF・トーレスが、ジェイダDFを1人抜いて独力でゴール前まで運び、逆サイドで待ち構えていたジエゴ・コスタにラストパスを送る。だがジエゴ・コスタはGKリバスとの1対1を制することができない。
シメオネ監督は後半開始からL・エルナンデスに代えてカンテラーノのモントロを投入する。執拗に攻めるアトレティコは、57分に試合を動かす。
中盤のボール奪取からカウンターを仕掛けたアトレティコ。左サイドに開いたジエゴ・コスタにパスが渡り、背番号18は一旦ボールをキープしてカラスコへとボールを送る。これをカラスコが右足で叩き、今季コパ初ゴールで先制点を記録した。
シメオネ監督は61分にカラスコに代えてコレア、ジエゴ・コスタに代えてコレアを投入する。すると、この交代策が的中する。73分、左サイドを突破したコレアのクロスに、ガメイロが合わせて追加点を挙げた。
アトレティコは80分、ビトロに待望の移籍後初得点が生まれる。F・トーレスのフィードに反応したビトロは、前方に転がるボールに追い付き、コントロールからハーフボレーを放ってGKリバスを破った。
アトレティコは2試合合計スコア7-0で、2部B(実質3部)に属するジェイダを下してベスト8進出を果たしている。


