アトレティコが開始40秒弾でマラガ撃破…グリエズマン、亡くなった14歳のファンにゴール捧げる/リーガ第23節

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■リーガエスパニョーラ第23節 マラガ 0−1 アトレティコ・マドリー

アトレティコ:グリエズマン(1分)

10日のリーガエスパニョーラ第23節、アトレティコ・マドリーは敵地ラ・ロサレダでのマラガ戦を1−0で制した。

首位バルセロナを勝ち点9差で追い、3位バレンシアには勝ち点9差をつける2位アトレティコ。バルセロナが独走するリーガの優勝レースで、唯一逆転優勝の望みを残し続けている。最下位のチーム相手となる試合、ゴディン&サビッチを負傷で欠くシメオネ監督は、その代わりにルーカス&ヒメネスをセンターバックとして起用。GKオブラク、DFヴルサリコ、ヒメネス、ルーカス、フィリペ、MFビトロ、ガビ、サウール、コケ、FWジエゴ・コスタ、グリエズマンをスタメンとして、普段の4−4−2システムを使用している。

アトレティコはキックオフからわずか40秒後、電光石火で先制点を獲得。ゴールを決めたのは、グリエズマンだった。サウールのミドルシュートがエン=ネシリに当たってペナルティーエリア内にボールがこぼれると、すかさず詰め寄った背番号7が右足のループシュートでネットを揺らした。

グリエズマンはこのゴールの直後、先週、試合中に心停止で亡くなったナチョ・バルベラくん(14歳)の名が記された背番号7のユニフォームを披露。バレンシア州のアルシラというクラブでプレーしていたバルベラくんは熱狂的なアトレティコファンで、チームメートからシメオネ監督の愛称チョロにちなんで、チョリート(小さいチョロ)と呼ばれていた。

スコアが動いた後には拮抗した展開に。アトレティコはここ最近不調だったコケ(この一戦がアトレティコの公式戦350試合目)が輝きを取り戻し、攻撃の起点となったが枠内シュートを放つまでには至らず。一方アトレティコの堅守を前に攻めあぐねるマラガは、17分にセットプレーからイディエが決定機を迎えたものの、このシュートはわずかに枠を外れた。

後半は、マラガがアトレティコを自陣に押し込めて攻撃を仕掛け続ける。速攻も機能せず、防戦を強いられたアトレティコはGKオブラクのセーブなどで無失点を維持した。シメオネ監督は52分に最初の交代カードを切り、ビトロを下げてアンヘル・コレアを投入。また69分にガビをトマス、77分にはD・コスタをフェルナンド・トーレスに代えた。

アトレティコはF・トーレスの出場とともに徐々に攻撃に出られるようになったが、84分にアクシデントが……。そのF・トーレスと空中戦を競り合ったがラセンが意識を失い、ピッチに倒れ込んだ。昨季デポルティボ戦で同じような形で意識を失ったF・トーレスは、心配そうな顔で処置を受けるラセンを見守っていた。その後ラセンは意識を取り戻し、担架でピッチから運ばれる。F・トーレスをはじめとした選手たちも、監督たちも、観客も、ラセンにあたたかな拍手を送った。

この出来事により7分が取られた後半アディショナルタイム、アトレティコはF・トーレスが奮起し、マラガの最終ラインを幾度も突破したが追加点にはつながらず。シメオネ監督率いるチームは、開始40秒で記録した先制点を維持する形で、勝ち点3を獲得している。リーガここ6試合の成績を5勝1分けとした2位アトレティコは勝ち点を52として、翌日にヘタフェ戦に臨む首位バルセロナとの勝ち点差を6に縮めた。

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