ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、15日のアタランタ戦にフル出場し、イタリアメディアなどから高評価を得た。
ボローニャは15日、セリエA第16節で好調の難敵アタランタとホームで対戦。12分にロドリゴ・パラシオの先制点でリードすると、53分に右サイドバックで先発した冨安のアシストからアンドレア・ポーリが追加点を挙げた。60分にルスラン・マリノフスキーに得点を許して1点差に詰められたが、その後はアタランタの攻撃をしのぎ、2-1と勝利を収めた。
冨安は、前節のミラン戦で及第点に満たない評価となっていたが、アタランタ戦では一転して軒並み高評価を得た。『メディアセット』は、チーム内最高点となったパラシオおよびダニーロの「7」に次ぐ、「6.5」と採点。「この日本人サイドバックは、本当に興味深い選手だ。守備が上手いだけでなく、ポーリへのアシストを仕立て上げるのも上手かった」と称えた。なおチーム内最低点はステファノ・デンスヴィルらの「5.5」となった。
さらに『トゥットメルカート・ウェブ』も同様に、冨安に「6.5」の評価を下した。「サイドで攻撃的なパフォーマンスを見せた。(ロビン)ゴセンスを抑え込み、素晴らしい結果を出した。またエリア内のポーリを完璧なクロスでとらえ、2-0をもたらした。これ以上彼に何を求めようか?」と綴った。
また『ユーロスポーツ』イタリア版は、最高評価の「7.5」を得たパラシオおよび(マッティア)バーニに次ぐ「7」と採点。「サイドバックでプレーした直近の試合ではかなり批判されていた。しかし今回はピッチで最も素晴らしかった選手の1人。(マリオ)パシャリッチは彼のサイドでほとんど問題とならなかったため、前へと押し込むことができ、ボローニャの攻撃に大きく貢献できた」との見解を示した。
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