31歳で急逝したフィオレンティーナの主将DFダヴィデ・アストーリの葬儀が8日、フィレンツェで行われ、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンらが出席した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が8日、報じている。
アストーリは4日、遠征先のウディネのホテルで就寝中に心肺停止となり、帰らぬ人となった。フィレンツェへ戻った元イタリア代表DFの棺はまず、フィオレンティーナの本拠地であるアルテミオ・フランキの前を通過。その後、葬儀が行われるサンタ・クローチェ教会に到着した。葬儀には、親族やチームメート、関係者らが駆けつけたほか、教会に入りきれないファンや市民が広場を埋め尽くし、アストーリに最後の別れを告げた。
出席者には、スポーツ大臣のルカ・ロッティ議員を始めとして、CONI（イタリアオリンピック委員会）会長でセリエA特別コミッショナーのジョヴァンニ・マラゴ氏、イタリアサッカー連盟のロベルト・ファッブリチーニ氏、副コミッショナーのアレッサンドロ・コスタクルタ氏らの姿が見えた。また元イタリア代表監督でアストーリを指導したジャンピエロ・ヴェントゥーラも出席している。
■ユーヴェはCL終了後、フィレンツェ入り
インテルからは、ハビエル・サネッティ副会長、ルチアーノ・スパレッティ監督、DFアンドレア・ラノッキア、昨シーズンまでフィオレンティーナでプレーしていたMFボルハ・バレロおよびMFマティアス・ベシーノが参列した。
また、ユヴェントスの選手らの到着は、大きな感動を呼んだ。ユヴェントスは、7日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）トッテナム戦（2-1でユヴェントスが勝利）を終え、葬儀出席のためロンドンから直接フィレンツェ入り。マッシミリアーノ・アッレグリ監督やブッフォン、DFジョルジョ・キエッリーニ、DFダニエレ・ルガーニ、DFアンドレア・バルザーリ、DFメフディ・ベナティア、DFマッティア・デ・シリオら守備陣や、ローマでチームメートだったMFミラレム・ピアニッチが参列、群衆から拍手で迎えられた。
