2018FIFAワールドカップ ロシア出場を目指す韓国代表は、アジア最終予選を戦っている。アジア最終予選はグループAとグループBに分かれて行われており、それぞれ上位2カ国がW杯出場権を獲得する。韓国が所属するグループAは大混戦となっている。
■グループAの順位表（カッコ内は得失点差）
1.イラン 勝点21（+8）
2.韓国 勝点14（+1）
3.シリア 勝点12（+2）
4.ウズベキスタン 勝点12（-1）
5.中国 勝点9（-3）
6.カタール 勝点7（-6）
1位のイランは、すでに首位での突破を決めている。2位の可能性が残されている国は、韓国、シリア、ウズベキスタンの3カ国。アジアプレーオフ進出（グループ3位）に関しては、中国にも可能性が残されている。そうした中、グループAの最終戦は日本時間9月6日0時、一斉にキックオフとなる。組み合わせは、以下の通りだ。
カタールvs中国
イランvsシリア
ウズベキスタンvs韓国
韓国は最終戦、アウェイでウズベキスタンに勝利を収めれば、自力でW杯出場権を獲得する。引き分けだった場合も、他会場の結果次第で、W杯出場が決まる可能性がある。ただし、敗れた場合はグループ3位以下が確定。さらに、シリアが勝利を収めた場合は、4位に転落して予選敗退という最悪の結末を迎えることになる。
■韓国のW杯出場条件
韓国が勝利→2位でW杯出場
韓国が引き分け、シリアが引き分け以下→2位でW杯出場
韓国が引き分け、シリアが勝利→3位でアジアプレーオフ
韓国が敗戦、シリアが引き分け以下→3位でアジアプレーオフ
韓国が敗戦、シリアが勝利→4位で予選敗退
韓国代表がグループAの3位となった場合は、グループBの3位とアジアプレーオフ（ホーム&アウェイ方式）。次に、北中米カリブ海予選の4位と大陸間プレーオフ（ホーム&アウェイ方式）を戦う。アジアプレーオフ、大陸間プレーオフのいずれも勝ち抜けた場合に、W杯出場権を獲得できる。
グループBでは、サウジアラビアとオーストラリアとアラブ首長国連邦（UAE）が3位になる可能性を残している。北中米カリブ海予選に関しては、メキシコがW杯出場を確定させているが、まだ3試合残っているため、どこが4位になるか、その予想は難しい。
韓国代表は3月28日にホームで行われたウズベキスタン戦で2-1の勝利を収めている。その再現をアウェイの地でなせるか、注目したい。
