2017-11-26-urawa-nishikawa shusaku(C)Getty Images

アジアを制した浦和GK西川周作、前指揮官にも感謝…クラブW杯は「非常に楽しみ」

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦が25日に埼玉スタジアム2002で行われ、浦和レッズはアル・ヒラル(サウジアラビア)に1-0で勝利。2試合合計スコアを2-1とし、浦和が10年ぶりにアジア王者となった。浦和の守護神・GK西川周作は試合後、勝因を分析した。

アウェイで行われた第1戦は、アル・ヒラルに20本以上のシュートを打たれたが、1-1のドローに持ち込むことができた。西川は第1戦で「相手の力を、みんなが把握できた」と語る。そのことを踏まえ、ホームで迎えた第2戦は「ディフェンスがかなり寄せてくれてたこともあり、そういう(危険な)場面も本当に少なかった」と、試合運びに自信を見せた。

スコアレスドローでも優勝が決まるという状況だったが、チームは「とにかく勝利を目指して」いたと話す。そして「こういう雰囲気を作ってくれたサポーターの前で勝ちきれなかった悔しさがあったので、今日はそういう思いをさせたくなかった」と、タイトルに強い執着を持っていたことを明かした。

明治安田生命J1リーグは2試合を残し、5位以下が確定。不本意なシーズンとなったが、ACLでは勝負強さを発揮した。西川も「決勝トーナメントに入って劇的な勝利が続き、どの試合も思い出深い」と振り返る。そして「シーズン途中までペトロヴィッチ監督と一緒に戦っていた。ペトロヴィッチ監督には、本当に感謝しなければいけない」と、前指揮官に感謝を述べた。

アジア王者となったことで、12月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるFIFAクラブワールドカップへの出場権を得た。「非常に楽しみ」だと語る西川は、「(昨年のクラブW杯で)鹿島アントラーズがレアル・マドリーと素晴らしい試合をしたと思います」と、ヨーロッパ王者との対戦を楽しみしているようだ。

しかし、R・マドリーと対戦するには準々決勝を突破する必要がある。「レアルもそうですけど、まあまず1戦目勝たなければ、その後がない」と、西川もそのことを承知している。決勝については「パチューカとできるように一戦一戦しっかりと頑張っていきたい」と、日本代表FW本田圭佑が所属する北中米カリブ王者との対戦を望んだ。

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