■プレミア第1節 ブライトン 0-2 マンチェスター・C
マンチェスター・C:アグエロ(70分)、OG(75分)現地時間12日、イングランド・プレミアリーグ第1節が行われ、マンチェスター・シティは敵地で昇格組のブライトンと対戦し、2-0の完封勝ちで開幕白星スタートを切った。
立ち上がりから、地力で上回るシティが圧倒的にボールを保持して攻め込むが、全員が自陣に引いてゴール前を固めるブライトンを相手に決定機が作れない。
27分、ケヴィン・デ・ブライネがゴール前に送ったボールにガブリエウ・ジェズスが抜け出し、GKと接触しながらもネットを揺らす。しかし、押し込む際に手で故意に押し込んだとしてハンドを取られ、ジェズスにはイエローカードが提示された。
34分には、右サイドをワンツーで突破したセルヒオ・アグエロの折り返しを、ゴール前でマークを外したジェズスが頭で合わせる。しかし、これはGKマシュー・ライアンに左手一本ではじかれ、先制の絶好機を逸してしまう。
前半シュート9本のシティに対し、わずか1本に終わったブライトン。しかし、22分に負傷交代を強いられるアクシデントがあったことを考えれば、プラン通りの前半といえた。
後半もシティが攻勢に試合を進めるものの、ブライトンの守備を崩しきれず、シティからすれば焦れた展開が続く。53分にはバックパスを奪ったアグエロが1対1を迎えるも、シュートは枠を捉えられない。
逆にブライトンは55分、CKのこぼれ球からゴール前にいたシェーン・ダフィーがシュートを放つが、ゴール左へとわずかに外れる。常に攻めていたシティとしては肝を冷やした場面だった。
68分、サイドバックのダニーロに代えてレロイ・サネを投入。守り慣れてきた感のあるブライトンに対し、新たな崩しの一手を打つ。すると70分、右サイドでデ・ブライネがボールを奪ってカウンター。中央で横パスを受けたシルバがダイレクトでエリア内右にラストパスを送ると、抜け出したアグエロが冷静に決めてシティがついにブライトンの牙城を崩す。
さらに攻めるシティは75分、アグエロが粘って高い位置でボールを奪い返し、エリア内右に出されたスルーパスに呼応したフェルナンジーニョがクロスを上げる。これをゴール前で競ったジェズスはルイス・ダンクに競り負けるが、ダンクのヘディングにGKダフィーが反応しきれず、オウンゴールとなってシティが追加点を手にした。
こうなると、余裕の生まれたシティに対してブライトンはボールを奪うことすらままならず、終盤はベルナルド・シルバを投入したシティがボールを完全にコントロールして試合を終わらせ、開幕戦を白星で飾った。
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