アルゼンチン代表のFWセルヒオ・アグエロは、ロシア・ワールドカップに間に合わない可能性があるようだ。アルゼンチンサッカー協会(AFA)のホメロ・ダゴスティーノ医師が明かした。
7日に行われたプレミアリーグ第33節のマンチェスター・ユナイテッド戦で、アシュリー・ヤングのタックルを受けて膝を負傷したアグエロ。先日関節鏡下での手術を受け、今シーズンの残り全試合を欠場し、ロシアW杯に照準を合わせると言われている。
しかし、6月の大会には間に合わない可能性があるようだ。ダゴスティーノ医師は、大会までにコンディションが整わないと考えているようだ。
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『ラジオ10』でアグエロについて語ったダゴスティーノ医師は、「選手が、ワールドカップまで60日の段階で膝の関節鏡術を受けたことは心配だ」とコメントし、以下のように続けた。
「復帰までに最低でも5週間を要する。さらに、膝の負傷を経験したことがある選手の場合、ない選手に比べて回復速度は遅い。3週間や4週間で治ることはまずないだろう。医師はできる限り外科的なことではなく保存的な治療で治そうとするが、それがダメだったみたいだ」
「彼がワールドカップに100%のコンディションで挑めるとは予想しがたいが、ケガとはこのようなものだ。もちろん、彼はワールドカップを目指せる。だが、現段階で100%になれるとは到底思えない」
アグエロがW杯に間に合わない場合、アルゼンチン代表は代役として、マウロ・イカルディ、パウロ・ディバラ、カルロス・テベスなどを候補に挙げているようだ。