25日のセリエA第26節でローマと対戦したミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、イタリアメディア『プレミアムスポーツ』のインタビューに応じた。
オリンピコでローマに2-0で勝利し、公式戦12戦連続負けなし、5連勝を飾ったミランだが、指揮官は選手を称え、快進撃の秘訣を明かした。
「試合が終わった後、選手たちを褒めた。だが地に足つけるようにも言った。以前との違いはクオリティではない。これまでもミランのクオリティは高かった。違うのはメンタル面。苦しい時に支え合おうとすることができる」
直近の12試合中8試合でクリーンシートを記録しており、ミランの好調の要因には守備も挙げられる。
「チームのクオリティが非常に高かったのは分かっていたから、よりコンパクトになるよう取り組んだ。1人1人が他の選手のサポートをしならなければならない。これが私のキャリアの根底にあり、これからもこの道を進んでいきたい」
この後、28日にはコッパ・イタリア準決勝のラツィオ戦、3月4日にはリーグ戦のミラノダービーが控えている。指揮官は目の前のラツィオ戦に集中することを明かした。
「ダービーについては考えていない。ラツィオ戦のことで頭がいっぱいだ。非常に重要な試合だし、非常に手強い相手と戦うことになる。力を回復させて次戦に集中したい。ダービーはその後だ」
最後に、ミラン下部組織“プリマヴェーラ”からトップチームの監督へとガトゥーゾの昇格を決めたミランの幹部へ感謝を述べた。
「(マルコ)ファッソーネ、(マッシミリアーノ)ミラベッリやリー(ヨンホン)氏が私を信じていなかったら、こんなチームを指揮するチャンスなど与えてくれなかっただろう。居心地は良いし、ミランの指揮を執っていることを誇りに思う。ここに残りたい」




