現地時間24日、ロシア・ワールドカップの欧州予選、アイルランドvsウェールズの一戦が行われた。試合自体はともに最後までネットを揺らすことができずにスコアレスドローに終わったものの、69分に起こった退場劇で注目を集める結果となってしまった。
69分、アイルランドの攻撃中にバイタルエリアでルーズボールになり、シーマス・コールマンがクロスを放り込もうとしたところに、ウェールズのニール・テイラーに足裏を見せながらタックル。このワンプレーでテイラーは一発退場となった。
騒然としたのはこの後で、コールマンの右足はすねから不自然な方向に曲がり、自力で立ち上がることもできず。タンカで運ばれ負傷退場を余儀なくされた。
メディカルチェックを受けるまでケガの具合は不明だが、コールマンは骨折の可能性が高く、長期離脱は不可避と報じるメディアもある。
試合後、アイルランドのマーティン・オニール監督は「コールマンは信頼できる模範的な選手であり、彼の負傷は彼の所属クラブやファンにとっても大きな打撃となる」と発言。
また、ウェールズのクリス・コールマン監督も「まず、今日の試合で重要なことはシーマスと言えるだろう。テイラーは決して危険なプレーを意図的にするような選手ではない。ただ、シーマスを負傷させてしまったことは事実で、申し訳なく思っている。シーマスの一刻も早い回復を祈っている」と語っている。
アイルランドvsウェールズはスコアレスドローで両チームとも勝ち点1を分け合ったものの、コールマンの負傷でなんとも後味の悪い結果となってしまった。
●ワールドカップ欧州予選のライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。