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「もっとこのチームで価値を示したかった」 浦和DF藤原優大、完全移籍で新潟へ

アルビレックス新潟は28日、浦和レッズからDF藤原優大の完全移籍加入を発表した。

2021年に青森山田高校から浦和入りした藤原は2021年夏のSC相模原行きから武者修行が続き、FC町田ゼルビア、大分トリニータでもプレー。今年も昨年に続いて大分でスタートしたが、夏から浦和に復帰した。

だが、浦和復帰後の出場はJ1リーグ最終節の1試合にとどまり、J2リーグで再起を図る新潟へと完全移籍。23歳センターバックは新天地の公式サイトでは次のようにコメントしている。

「アルビレックス新潟に関わるすべてのみなさま、初めまして。藤原優大です。大きな覚悟を持ってこのチームを選びました。オレンジのユニフォームが1日でも早く板に付くようにプライドを持って自分らしく闘います。明後日、スタッドレスに変えます。運転怖いです。よろしくお願いします」

一方の浦和では悔しさを滲ませながら、別れを伝えた。

「浦和レッズに関わる全てのみなさま、5年間お世話になりました。この移籍を決断した理由は複数ありますが、自分に圧倒的な実力があればこの移籍を選択することはありませんでした。もっとこのチームで価値を示したかったです。そしてこのタイミングでの移籍は大分トリニータにも申し訳なく思います」

「ただ、浦和レッズに所属していた5年間がなければ、今ごろ自分はサッカーを続けられていないと思います。レンタル先で苦しい状況でもサッカーを続けてこられたのは、5年間ブレずに『浦和でプレーしたい』という気持ちがあったからでした。浦和レッズが自分に唯一、サッカーをし続ける理由をくれました」

「9月に復帰してから、想像していた以上に多くの方が自分のデビュー当時のユニフォームを持ってくださっていることを知り、うれしく感じる反面、ピッチに立てないことが歯痒くて仕方ありませんでした」

「もし、また浦和でプレーする機会があったときには、またたくさんの人に自分のユニフォームを買ってもらえるよう、選手として成長していきたいです。5年間、ありがとうございました」

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