2017-10-10-Shinji-Kagawa&Yuya-Osako(C)Getty Images

「もったいないと思う」大迫勇也、経験浅いチームの試合運びや機能不全を指摘

「もったいないなと思います」

試合後、大迫勇也(ケルン/ドイツ)はこう振り返った。

キリンチャレンジカップ2017は10日に日産スタジアム(横浜)で行われ、日本代表はハイチ代表と3-3で引き分けた。

最高の立ち上がりを見せ、17分までに2点を先行した日本。しかし後半開始早々までに同点とされると、78分には強烈なミドルシュートで一時逆転を許した。後半アディショナルタイムに香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)のゴールでなんとか同点に追いついき敗戦は免れたものの、課題が多く残る試合となった。

64分からの出場となった大迫は、ベンチで見守った前半について「うちは良かったし、向うも悪かった」と振り返った。そして「徐々に徐々に逆転していった形になりましたけど、まあもったいないなと思いますね」と、早い段階で2点をリードするも3失点を喫する形となったハイチ戦を分析した。

試合後に香川と話し、2人の距離感は悪くなかったと確認したという大迫。しかし、チーム全体としては機能せず、引かれた相手を崩す方法も考える必要があると話している。

「(香川との)距離感は悪くなかったです。ただ後ろからなかなかボールが入らなかった。その後ろの落ち着きがちょっと無くなったかなと思いましたね。相手も勢い付いたところがあったので、2-2にされた時点でダメだったかなと思います」

「あの引かれた中で、もうちょっとボランチがからんだりサイドが絡んだりしないとなかなか難しいかなと思いました。これから先引かれることもあるだろうし、そうなった時に選手間でうまく話し合いたいですね」

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