新型コロナウイルス感染拡大で現在中断中のプレミアリーグ。リアルタイムで世界最高峰のフットボールが楽しめない中、多くのデータが注目されている。
今季のプレミアリーグは、第29節が終わった時点で欧州王者のリヴァプールが27勝1分け1敗という圧倒的な強さで首位を独走。ただ、プレミアリーグを長年観てきた人々にとっては、リヴァプールが優勝未経験の苦しい時代を過ごして、現在の黄金期を迎えつつあるのも周知だろう。
『statbunker』によれば、1992年に創設されたプレミアリーグの総合順位でリヴァプールは4位となっている。1位は、アレックス・ファーガソン元監督時代に13度にわたってプレミアリーグを制しているマンチェスター・ユナイテッド。
マンチェスター・Uは、これまでの1067試合で勝ち点2213を積み上げている。勝利数は最多の660で、勝率は62％。1試合における平均勝ち点は2.07と、唯一2.0を超えている。2位以下は、アーセナル（総勝ち点1995）、チェルシー（同1979）、リヴァプール（同1931）、トッテナム（同1636）と続く。
近年の強さからギャップがあるのは、6位のエヴァートン（総勝ち点1464）か。マージーサイドのクラブは、7位のマンチェスター・シティ（同1426）をわずかに上回っている。これは、エヴァートンが創設以来、他上位5クラブと共に常に1部に在籍しており、単純にマン・Cよりも消化試合が多いことが要因となっている。
プレミアリーグ創設以来の総合順位表は以下のとおり。中断されている期間、改めてこのようなデータを楽しむのも悪くないだろう。
【プレミア創設以降の総合順位表（勝ち点、試合数）】
1位：マンチェスター・ユナイテッド…2213（1067）
2位：アーセナル…1995（1066）
3位：チェルシー…1979（1067）
4位：リヴァプール…1931（1067）
5位：トッテナム…1636（1067）
6位：エヴァートン…1464（1067）
7位：マンチェスター・シティ…1426（876）
8位：ニューカッスル・ユナイテッド…1307（949）
9位：アストン・ヴィラ…1248（952）
10位：ウェスト・ハム…1125（911）
11位：ブラックバーン・ローヴァーズ…970（696）
12位：サウサンプトン…962（801）
13位：リーズ・ユナイテッド…692（468）
14位：ミドルズブラ…661（574）
15位：レスター・シティ…660（527）
16位：サンダーランド…618（608）
17位：フルアム…612（532）
18位：ボルトン・ワンダラーズ…575（494）
19位：クリスタル・パレス…468（417）
20位：WBA…464（456）
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