2017-08-02-orlandocity-kaka(C)Getty Images

「もうプレーを楽しめない」…35歳のカカーが引退を検討、将来はジダンを模範に

MLSオーランド・シティに所属する元ブラジル代表のMFカカーが年齢を理由に引退を示唆した。ブラジルメディア『GloboEsporte』が伝えている。

カカーは2003年から2009年にかけてミランに在籍し、チャンピオンズリーグ制覇など、“ロッソネーリ”黄金期を支えた。2007年にはFIFA最優秀選手賞およびバロンドールを受賞している。2009年、ミランからマドリーに移籍。FWクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマらと共に、フロレンティーノ・ペレス会長が新たに構成した「銀河系軍団」の一員としてスペインに渡った。度重なる負傷から真価を発揮できなかったが、古巣ミランへの復帰を経て2015年にMLSオーランドに加入すると、主将として活躍。契約は12月に満了を迎える。

先日、ニューヨーク・シティでプレーする38歳の元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが現役引退を表明したが、35歳のカカーも己の限界を感じている。

「現役を続けるか? プレーをすることが楽しくなくなってしまった。それに試合が終わるたびに痛みを感じる。35歳という年齢が体に現れてしまう。フィジカルトラブルからの回復もかなりきつくなった。もう昔とは違う」

今後については、レアル・マドリーの指揮官ジネディーヌ・ジダンを模範にし、第2の人生を慎重に歩みたいと話す。

「ジダンのように僕もしたい。時間を置いたことで、監督に興味があることに気づいた。それから下部リーグからキャリアをスタートした。僕も彼のようにしてみたいと思う」

なお『スカイスポーツ』によれば、オーランドは現在、カカーに対して契約延長のオファーを提示している。カカーは現役続行を選ぶのかもしくは引退を決断するのか、注目されるところだ。

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