パリ・サンジェルマン(PSG)はチャンピオンズリーグでレアル・マドリーに敗れて敗退が決まった。PSGを率いるウナイ・エメリ監督は、昨年に引き続きまたしてもチャンピオンズリーグベスト16での敗退となった。
6日に行われたチャンピオンズリーグのセカンドレグで、PSGはホームでレアル・マドリーに1-2の敗戦を喫した。ファーストレグを1-3で落としていたため、2戦合計2-5で姿を消すことになった。
ここ数年、積極補強を展開していたPSGだが、初のチャンピオンズリーグ制覇はまたしても果たせぬ夢となった。そして、今回の敗戦によりエメリ監督には大きなプレッシャーがかかっている。
試合後の記者会見で自身の将来について問われた指揮官は、「そのこと(解任)については考えたくない」と絞り出すように答え、試合展開を振り返った。
「先制されて苦しくなってしまった。なんとか踏ん張りたかったが、あのレッドカードがさらに状況を難しくしてしまった。しかし、マドリーのパフォーマンスは素晴らしかったし、突破に値するのは彼らだろう」
51分にクリスティアーノ・ロナウドに先制ゴールを許したPSGは59分にハビエル・パストーレを投入。しかし、66分にマルコ・ヴェラッティが主審への抗議でこの日2枚目のイエローカードを受けて退場となっていた。
かつてセビージャを率いてヨーロッパリーグを3連覇したスペイン人指揮官は、2016年にPSGの監督に就任してから2年連続でベスト16で敗退と、チャンピオンズリーグでは結果を残せていない。
今シーズンの最後まで契約を結んでいるエメリは、再びPSGの監督としてチャンピオンズリーグに参加することができるのだろうか。




