El Clasico_Goal_02

なぜエル・クラシコは熱いのか…レアルOBに聞く“フィーゴ事件”の真相

かつてレアル・マドリーでプレーした元イングランド代表MFスティーブ・マクマナマンは、エル・クラシコについて語っている。

間もなく23日にレアル・マドリーとバルセロナによるエル・クラシコが開催される。過去の独裁政権や“禁断の移籍”により、世界で最も熱いダービーに数えられるクラシコを経験したことのあるマクマナマン「あんな憎しみはこれまで受けたことがない」と振り返る。

また、禁断の移籍で最も多くの人々の印象に残っているのがルイス・フィーゴだ。2000年にバルセロナからレアル・マドリーへ移籍したフィーゴは、ダービーでバルセロナファンからの大ブーイングはもちろん、豚の頭が投げ込まれるといった仕打ちを受けたことはあまりに有名である。

以下に続く

レアル・マドリーでともにプレーしたマクマナマンはその時のことをこう語っている。

「本当にひどい仕打ちだった。豚の頭が投げ込まれたことは有名だが、フィーゴはコーナーフラッグに近づくことすら難しかったんだ。ゴルフボールからウィスキーボトル、携帯電話にいたるまでポケットに入っているものならどんなものでも怒りに任せて投げ込まれていたんだ」

今回はカタルーニャ州の独立宣言など政治的な事情もあり、国と州の代理戦争の色合いも強まっている。サンティアゴ・ベルナベウで行われる一戦は、これまで以上の熱気を帯びることになりそうだ。

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