トゥエンテのゴンサーロ・ガルシア監督は、フィテッセ戦で前半のうちに交代した中村敬斗について言及した。
今夏にトゥエンテに加入し、アヤックス戦ではスーパーゴールを決めるなど、ここまで公式戦15試合で6ゴールを挙げる中村。14日にホームで行われたフィテッセ戦でも左ウィングで先発したが、わずか39分で途中交代となった。なお、チームは後半に3ゴールを許して0-3で敗れた。
試合後、途中交代した中村についてゴンサーロ監督はオランダ『De Telegraaf』で「前半で交代するということは、起こりうる中で最悪なことだ」と19歳の日本人FWに厳しい言葉を送った。
「喜んでやったわけではないが、チームには必要なことだった。ケイトの頭はピッチになかったし、チームから完全に離れてしまっていた。だから、何かしらの手を打たなければいけないと思った。これはプロフェッショナルのフットボールだ。私自身も選手時代に一度、20分で替えられたことがある。もちろん非常に痛々しい瞬間だが、選手としてこのような状況の対処法を学ばなければいけない」
また、42分で交代したサンドロ・シェンクをも叱責した同指揮官は、前半のうちに2枚の交代枠を使った理由に「ハーフタイムまで待てなかった。我々は勝たなければいけなかった。この試合を通して、必要があればすぐにでも動かなければいけないということを示した」と話している。
一方で、同指揮官はしっかりと中村を擁護することも忘れていない。「彼は年間を通して継続的にプレーしているまだ19歳の少年であることを忘れてはいけない。そして、時にはリミットに辿り着くことも当然だ。ケイトは最高のポテンシャルを持った最高のタレントだ。これまでにも多くの良いプレーを見せてきた」と言及し、ブレイク明けの再起に期待した。
「もう1週間が経てば、彼は休養のために家に帰ることができる。休暇後、我々はさらに成長した彼とフルエネルギーでトレーニングを始めることになる。そして、コミュニケーションを円滑にするためにも、さらに良い英語を喋れるようになれば大きな助けになるだろう」
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
