27日のリーガエスパニョーラ第21節、バレンシアは本拠地メスタージャでのレアル・マドリー戦を1−4で落とした。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、レアル・マドリーの有する決定力が、勝負を決したとの見解を示している。
スペイン『マルカ』がアストゥリアス出身指揮官のコメントを伝えた。
「私は選手たちが行った仕事に誇りを感じている。与えられた罰はプレー内容とは釣り合わないものだが、教訓として受け止めなければならない。強大なチームと対戦する際には、チャンスを与え過ぎてはいけない」
バレンシアは後半開始からの30分間、レアル・マドリーを押し込み続けたが、チャンスを生かし切ることができなかった。
「バルセロナやレアル・マドリーを相手に、90分間試合を支配し続けられるのだろうか。試合は次々と展開していくものなんだよ。前半のマドリーのチャンスは記憶にない。ディテール、私たちのミス、マドリーの決定力が試合を決めたんだよ」
バレンシアのリーガここ8試合の成績は3勝5敗と、調子を落とし始めている。
「失点を抑えるため、コンペティティブなチームに戻るために働き続けなくてはならない。対戦相手が、私たちのゴールまでほとんどたどり着いていないことは確かだ。が、たどり着いた際には簡単に得点を許してしまっている」




