「いつまでもアーセナルの男」セスクが古巣への愛情を語る

【欧州・海外サッカーニュース】アーセナル（プレミアリーグ）で活躍したセスク・ファブレガスは、宿敵のチェルシーでプレーした経験があるものの、ノースロンドンのクラブへ大きな愛情を持っているようだ。

モナコのセスク・ファブレガスは、長らく在籍したアーセナルへの愛情を語った。

2003年に16歳の若さでアーセナルでファーストチームデビューを飾ったセスク。以降、8シーズンにわたり、アーセン・ヴェンゲル監督のキーマンとして活躍したが、2011年に古巣のバルセロナに復帰する。その後、2014年にはアーセナルの宿敵チェルシーに移籍し、2018年からリーグ・アンのモナコでプレーを続ける。

ロンドンの2強でプレーした33歳の元スペイン代表MFは『Instagram』のライブチャットで元チームメイトのティエリ・アンリ氏と対談。その中で、アンリ氏から「君のことを思い出すとき、君はいつだって赤いシャツだ」と言われたセスクは「チェルシーでリーグを制し、レジェンドになったとみんなは言うだろうけど、僕はアーセナルの男だ」と主張し、ノースロンドンの古巣への思いを語った。

「この思いのまま余生を過ごすだろう。バルセロナアカデミーの出身であることは忘れようがない。でも、最大のレベルに達したのはアーセナルであり、僕はこのことを忘れない。アシュリー（コール）やロベール（ピレス）、パトリック（ヴィエイラ）、ソル（キャンベル）がいた時代に加入することができてとてもラッキーだった」

「クラブも僕にリーダーとしての役割やトッププレーヤーになるためのすべてを与えてくれた。これからも常にアーセナルの男であることを否定することはできない。フットボール界には多くの分岐点があるけど、ファンとの関係を忘れることはないし、アーセナルとチェルシーへの大きな愛情も変わらない。チェルシーに行き、チェルシーでタイトルを取ったときでさえも、アーセナルのことを悪く言えるものはなかった」

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