2017-11-18-hiroki-sakai(C)Getty Images

いつでも“平常心”の酒井宏樹、好調チームで定位置確保は「常に良い状態で準備を…」

マルセイユは29日に行われたリーグ・アン第15節で、メスに3-0と快勝を収めた。フル出場した酒井宏樹は、アシストを記録したことを喜んでいる。

敵地に乗り込んだマルセイユは、序盤から試合を支配すると前半で2点のリードを手にする。すると71分、酒井はワンツーでエリア内に侵入すると、倒れ込みながらフリーのルーカス・オカンポスへラストパス。今季2度目のアシストを記録し、チームの快勝に大きく貢献した。

「相手のサイドハーフがかなりさぼっていて、マークについている”ふり”をして効果的にできた」と、右サイドで活発に動けたことを分析した酒井。今季2本目のアシストのシーンでは、周りと上手く連携できたと喜んでいる。

「結果や数字を求めているので良かったです。良いボールが来ましたし、フロー(フロリアン・トーヴァン)やフランク(フランク・ザンボ・アンギサ)との距離感が非常に良かったですね。試合を終わらせるためにも3点目が非常に大事だったので、そういう意味で(オカンポスが)決めてくれてよかったです。アシストは決めてくれないと結果には残らないので(笑)。だけど、勝ち点3がすべてですね」

今季レギュラーポジションをつかむ酒井だが、定位置を争うMFブノワ・サールとは「かなり良い選手。2人でやっていこうという話はかなりしています」と良い関係を築けているという。

また、左サイドに入ることも「ケガや退場があれば僕がやらないと。準備はしてます」と問題はないとした酒井。日本代表DFは、周りの声に惑わされず常に最高の準備をしていきたいと語っている。

「常にやるべきことはやっているので、それが成功するかしないかは相手次第ですし、状況だったり運にもよると思います。うまくいった試合、うまくいかなった試合、っていうのは個人的には嫌いなので、常に良いプレーができるよう個人的には準備しています。調子が悪かったようにみえるのであれば、それは自分のせいですし、良かったと見えるのであれば、常に良い状態でやっているのでそれが現れたのかなと思います」

マルセイユは、この試合の勝利でリーグ戦10試合負け無しに。順位も2位に浮上した。好調のチームで、酒井がリュディ・ガルシア監督の信頼をしっかりと掴めたのは、日頃の入念な準備があったからだろう。

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