ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドが、若い頃に食べ物をくれたマクドナルドの従業員を捜索している。スペイン『マルカ』が『ITV』のインタビューで語られた内容を伝えた。
史上最多タイとなる5度のバロンドールを受賞し、サッカー界を代表するスター選手となっているC・ロナウド。そのキャリアのスタート地点となった母国ポルトガルでは、忍耐が必要な時期もあったという。
「僕が11歳か12歳の子供だった頃、お金が無かった。（リスボンで）他の選手たちと同じ場所に住んでいたんだ。幼い選手たちだよ」
「3カ月ごとに（マデイラの）家族に会ったけど、過酷だった。家族がいないハードな時期だったんだ」
家族と離れ離れで練習に打ち込んだ少年時代のC・ロナウド。あまりお金がない中で若い食欲を満たすためには、ある協力者の存在が不可欠だったようだ。
「10時30分あるいは11時という夜遅く、僕らは少しお腹が減る。それで、住んでいたスタジアムの隣にマクドナルドがあって、ドアをノックするんだ。『ハンバーガーが残っていませんか』ってね」
「（マクドナルドには）エドナと2人の女の子たちがいて、彼女たちは素晴らしかった。でもあの女の子たちを二度と見つけることができていない。見つからないから、どこにいるのか探すためにポルトガルで何人かの人々に（何か知らないか）話している」
マクドナルド店員から受けた恩を明かすC・ロナウドは、ぜひそれに報いたいと続ける。
「あのマクドナルドは閉店した。このインタビューがあの女の子たちを見つける手助けになることを願っている。トリノかリスボンに招待して、僕の家に来てもらってディナーを一緒したい。そうしたら幸せになれるだろうね」
「僕はあの女の子たちを見つけたい。あの時のことをとても感謝していて、何かお返ししたい。あの時のことを決して忘れないよ」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
