(C)Getty ImagesGoal
バルセロナ、21世紀の最強ベストイレブン。“史上最高の中盤”にメッシ、ロナウジーニョら
(C)Getty Images1/13
©Getty Images2/13
ゴールキーパー:ビクトル・バルデス
在籍期間:2002年~2014年
クラブ史上6位となる公式戦536試合の出場数で239回のクリーンシートを誇る守護神を選出。現正GKのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンもトータルで世界最高峰の実力を発揮しているが、リーガ6度、チャンピオンズリーグ(CL)3度の優勝を支えた貢献はあまりにも大きい。時折、ボックス外でのプレーや組み立て時にミスを犯すこともあったが、フットボールの戦術を進化させたチームにおいて常に勇気を持った選択をし続け、見事にそれを成立させた。
©Getty Images3/13
右サイドバック:ダニエウ・アウヴェス
在籍期間:2008年~2016年
2008年に当時のSB史上最高額の推定移籍金3500万ユーロでセビージャから移籍。バルセロナにおける21世紀最高の右SBであると同時に、サッカー界全体においてもベストの1人に名前が挙がる。無尽蔵のスタミナに加え、特にメッシとのコンビネーションを生かした右サイドからの攻撃は圧倒的な破壊力を有していた。ペップ・バルサでは大外でオフサイドに引っかかるほど高い位置を取りながらも、守備も決しておろそかにせず。あの伝説的なチームはこの選手なしには見られなかっただろう。
Getty Images4/13
センターバック:ジェラール・ピケ
在籍期間:2008年~現在
加入初年度から常にレギュラーとして活躍し、計29個ものタイトル獲得に貢献している。下部組織出身特有のビルドアップ能力、対人能力の高さだけでなく、大舞台では得点力を発揮。CLにおいては10シーズン連続で得点を記録しており、これはレアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスと並んでDF史上最多となっている。また、上背のある選手が少なかった時代には攻守のセットプレーで現在以上の重要度を占めていた。
Getty Images5/13
センターバック:カルレス・プジョル
在籍期間:1999年~2014年
キャリアのすべてをバルセロナに捧げた“闘将”だ。公式戦出場数はクラブ史上4位の593試合にも上る。トップクラスのテクニックを備えるわけではないが、鋭い読みとチェックの速さ、なによりも献身と情熱でチームにとって欠かせない選手として存在。スコアに関係なく常に鼓舞し、カピタンとして完璧な仕事をこなした。CLとリーガの二冠に貢献した2015-16シーズンには、バルセロナのDFとして唯一のUEFA最優秀DF賞も受賞している。
Getty Images6/13
左サイドバック:ジョルディ・アルバ
在籍期間:2012年~現在
現代最高の左SBの1人であり、バルセロナではこれまでに57アシストを記録。これは中盤であるルイス・フィーゴとセスク・ファブレガスの「51」を上回り、クラブ史上10位の数字だ。オーバーラップのタイミングやグラウンダークロスの精度も絶品だが、2015-16シーズンのコパ・デル・レイ決勝では決勝点を沈めて連覇をもたらした。ユーザーアンケートにおいても、15個のタイトルを獲得したエリック・アビダル(27.4%)を上回り、66.5%の票を得ている。
Getty7/13
守備的MF:セルヒオ・ブスケッツ
在籍期間:2008年~現在
得点やアシストはそれほど多くないが、高い戦術理解度と華麗なボール奪取能力で現在までバルセロナの生命線としてプレー。出場試合数も現所属選手としてはメッシに次ぐ568試合を誇る。アンカーとしては他の追随を許さない存在であり、このポジションとして史上最高の選手とも称される。
Getty8/13
セントラルMF:シャビ・エルナンデス
在籍期間:1998年~2015年
出場試合数はクラブ史上最高の769試合。タイトルは計25個獲得し、特にグアルディオラ政権下では卓越した戦術眼とパス能力ではピッチ上の指揮官として振る舞った。クラブ史上2位の184アシストを記録しているが、その貢献は数字のみで語れるものではなく、常に試合を支配して勝利する“哲学”を重視することでバルセロナをバルセロナたらしめた。
Getty Images9/13
セントラルMF:アンドレス・イニエスタ
在籍期間:2002年~2018年
現在もヴィッセル神戸に所属するリビング・レジェンドを選出。ユーザーアンケートではシャビの36.0%を上回る61.5%を獲得した。メッシとも甲乙つけ難い唯一無二のスキルを有するイニエスタは、シャビに次ぐクラブ史上3位の140アシストをマークしているだけでなく、大舞台では特に決定的な仕事をすることが多い。特に2008-09シーズンにはCL準決勝セカンドレグで勝ち抜きが決まる得点、決勝戦で先制アシストを決めて優勝の立役者となった。
10/13
右ウイング:リオネル・メッシ
在籍期間:2004年~現在
クラブ史上2位となる718試合に出場し、627ゴール、261アシストはどちらも最多の数字。さらに史上最多6度のバロンドールを獲得している男がチームにもたらしているものはあまりにも多く、その存在はすでにクラブのアイデンティティだ。10度のリーガ制覇、4度のCL優勝含む34個のタイトルにおいて、すべてで最大級の貢献を果たしている。
©Getty Images11/13
左ウイング:ロナウジーニョ
在籍期間:2003年~2008年
2003年に到着して以来、見るものを魅了する魔法のようなプレー披露し続け、5つのタイトルをもたらした。タイトル獲得数で比較すれば同じポジションで8度の戴冠を経験したネイマールを下回るが、4シーズン連続無冠の“暗黒期”脱出を牽引した功績は大きい。また、ウイング部門におけるユーザーアンケートではメッシの76.8%に次ぐ17.5%。ネイマールの3.7%に大差をつけている。
(C)Getty Images12/13
センターフォワード:サミュエル・エトー
在籍期間:2004年~2009年
ユーザーアンケートではルイス・スアレス(32.8%)、ダビド・ビジャ(25.9%)との三つ巴の争いの末、40.1%で勝利。得点数ではスアレスの191ゴールを下回る130ゴールだが、2008-09シーズンにはCL決勝マンチェスター・ユナイテッド戦で決勝点を挙げるなど、スペインクラブ史上初の3冠達成の立役者の1人になった。また、2005-06シーズンのCL決勝アーセナル戦でも貴重な同点弾を決めて欧州制覇に導いている。負傷に悩まされることも多かったが、圧倒的なスピードと爆発力で重要な役割を果たした。
(C)GOAL13/13
広告