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川崎F・中村憲剛「なんで、あんなにいい子なんだろう」…ユニフォーム交換したタイのメッシを絶賛

明治安田生命J1リーグ第23節が19日に等々力陸上競技場で行われ、川崎フロンターレと北海道コンサドーレ札幌が対戦した。試合は2-1で川崎Fの勝利。試合後、川崎FのMF中村憲剛がゲームを振り返った。

川崎Fは13分、MF大島僚太のループパスにMF家長昭博が反応してシュート。このシュートはGKにはじかれるも、こぼれた球を中村が押し込んで先制する。中村は「とにかく(小林)悠の近くでエリアに入るということが課題の1つだった。僕の前に(こぼれ球が)落ちてきたのは偶然だったのですが、そこにいたことは必然。その意識が非常に大事だった」と、積極的なポジショニングが自身のゴールを生んだと語った。

中村は、前線の連携が高まったと考えている。「これから連戦になる」ことを踏まえ、「お互い、やりたいことや特徴を理解している。阿部(浩之)ちゃんが入って、アキ(家長昭博)が入って、まだまだ伸びしろがある。また、途中からノボリ(登里享平)が入って、アキがトップに入り、ノボリがアシストする」と、「いろいろなセットで攻められる」ことの意義を強調した。ただし、課題もある。「前半で(勝負を)決められる試合だった。最後、しっかり抑えて勝てたのですが、決めるべき場面で決める」べきだったと反省も忘れない。

試合後、ユニフォーム交換をした「タイのメッシ」こと、札幌MFチャナティップの印象を聞かれると、「良い選手。速いし、パスも出せるし、これから日本にフィットしていったら、もっともっと良い選手になると思います。いい子なんですよ。ユニフォーム交換も『してくれ』って言われたし。ちょっと、うれしいですよ。悪意がなさすぎて、なんであんなにいい子なんだろう」と目を細める。選手としての能力はもちろん、その人柄も絶賛した。

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