2017-11-01-tokyo-kubo takefusa(C)Getty Images for DAZN

16歳でプロ契約…FC東京の久保建英「大切なのはスタートではなくゴール」

FC東京は1日、1日付で加入が決まったMF平川怜とMF久保建英の記者会見を行った。FC東京U-18所属の平川は東京都出身の17歳、同所属の久保は神奈川県出身の16歳。ともに今季は、FC東京U-23のメンバーとして、明治安田生命J3リーグに出場していた。

会見では冒頭、FC東京の大金直樹代表取締役社長があいさつ。プロ契約の理由として「彼らをレベルの高い舞台で戦わせてあげたい」と説明。また「FC東京の育成を牽引する存在になること」を期待する。また、一部で久保が下部組織に所属したバルセロナと取り決めがあると報じられたことについては「そうしたことは一切ない」と強く否定した。

久保は「今日から幼い夢であったプロという道を歩めることを、嬉しく思います。しかし、大切なのはスタートではなくゴール。これからも応援をお願いします」とコメント。プロ契約に至った感想を尋ねられると「正直、嬉しい気持ちでいっぱい。ここまで支えてくれた人の力があっての自分。そのことを忘れず、また、自分の努力は裏切らない。これか先は長くなるが、精いっぱい頑張りたい」と答えた。

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また、J1で活躍するために必要なことは「夏休みの間に練習に参加したが、J1に出ている人はいいものがある。自分とは差がある。ただ、チームとしてやっていることはU-23と変わらないので、努力していきたい」と回答。そして「U-17W杯を経て、足りないものを感じました。同年代には負けたなくない。ただ、いまは負けていても、この先で追い越せればよいので、同年代の選手より早く成長できるように頑張りたい」と、自身の目標を述べた。

対戦したい選手については「1試合も出ていないので、誰と対戦したいとかはない。J1に出場している選手と、1人でも多く対戦できればうれしい」と答えた。

今季のJ1リーグ戦は残り3試合。J1でのデビュー戦は、最も早くて18日にアウェイで行われるサガン鳥栖戦となる。

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