Mauro Icardi Inter Sampdoria Serie AGetty Images

10試合11ゴールのイカルディ、チーム力に自信も謙虚な姿勢「まだ完璧ではない」

インテルは、24日に行われたイタリア・セリエA第10節で、サンプドリアに3-2と勝利した。この試合でドッピエッタ(2ゴール)を記録したFWマウロ・イカルディは、まだまだ完璧ではないとしつつ、チームに自信を見せた。クラブ公式HPが伝えた。

イカルディは、好調サンプドリアをホームに迎えた一戦に先発出場。32分に自ら逆サイドに展開するとエリア内に侵入し、クロスのこぼれ球をダイレクトで蹴り込み、この日自身1点目を挙げる。さらに54分には、チームの見事な連携での崩しから、イヴァン・ペリシッチのクロスを冷静に押し込んで、古巣相手に2ゴールを奪った。チームも3-2と勝利を収めている。

試合後インタビューに応じたエースは、まだまだ改善の余地があると語っている。

「完全には満足してないよ。ポストを叩いた場面はイラついたね。他に何度かチャンスを逃したことにも…。最後のところでミスしてしまった。明らかに改善が必要だし、ラストパスをミスしてはいけないよね。このような試合では、リスクを犯してはいけないんだ」

インテルは、開幕10試合を8勝2分と無敗で終え、暫定ながら首位に立っている。キャプテンを務める背番号9は、チームのパフォーマンスを誇りつつ、継続性が必要だと気を引き締めた。

「僕らは、どの順位でシーズンを終えられるチームなのかわかっている。素晴らしい選手やスタッフで構成される、力強いチームだ。現在のパフォーマンスに誇りに思う。だけど、シーズンはまだ長いからね。今は幸せだが、これをやり続けないと。今日は勝てたが、次の試合を考えよう。(次節ヴェローナ戦は)まったく違ったものになる」

イカルディはこの試合の2ゴールで、得点数を11に伸ばした。最高のスタートを切ったネラッズーリ(青と黒)を、エースとしてけん引している。

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