ジュビロ磐田の守護神、カミンスキーが、母国であるポーランドがロシア・ワールドカップで日本代表と同組に入ったことについて言及した。
現地時間1日にロシアW杯のグループリーグ組み合わせ抽選会が行われ、日本は、ポーランド、コロンビア、セネガルと同じグループHに入った。
ポーランド出身のカミンスキーはこの組み合わせについて「非常に面白い組み合わせになったと思います。もちろん、日本とポーランドが戦うときは、日本でプレーしているといっても、自分はポーランド人なので、もちろんその時はポーランドを応援させてもらいます」と語った。
さらに「そのグループの中から2チームが次のステージに行けるわけですから、日本とポーランドが揃ってベスト16に入ってほしい」という希望を明かす。
日本とポーランドの相性については「まだ数カ月あるので、今はっきりと予測を言うのは難しい」としながらも、「ポーランドは今非常に調子が良いし、フィジカル的にすごく強い。逆に日本は、テクニックにすごいものがあるので、そういうところを出せば日本も十分やれるかなと思う」と展望を語った。
U-21ポーランド代表でプレーした経験を持ち、現在は日本でプレーするカミンスキーは、母国と同じくらい、日本代表に入る選手も注目しているようだ。
「一緒にやった選手が何人かいますけど、ポーランドの選手にばかり注目しているというわけじゃなくて、今は日本でやっているわけですから日本の代表に入る選手も、ポーランドの代表に入る選手と同じくらい注目して見ています」
カミンスキーは、2日に行われた鹿島アントラーズとの今季最終戦で好守を見せ、クリーンシートを達成。このポーランド出身GKの活躍もあって、磐田は今季リーグ最少失点でシーズンを終えている。
